デザイナーという職種…よく聞くけど一体何をやっているのか疑問を感じることありませんか?
デザイナーとは、クライアントが抱えている課題に応じた デザインを考案、提案する人のこと。
デザイナーとクライアントは、しばしばお医者さんと患者の関係に例えられます。
患者はどこか痛いところがなければドクターに相談することが無いように、クライアントは目的がなければクリエイティブをデザイナーに依頼をすることはありません。
クライアントは事業に何かしらの課題を抱えています。商品を売りたい!認知を拡大したい!など…その課題に最適な解決方法を提案するのがデザイナーの仕事です。(アートディレクターの仕事でもあります)
今回は「一言でデザイナーというけれど、どんな種類のデザイナーがいるの?」という問いについて書いていきます!
デザイナーにはたくさん種類がある!
グラフィックデザイナー
主に印刷物(雑誌、フライヤー、商品パッケージなど)をデザインする人。
商品のコンセプトや “ターゲット顧客層に合わせた” デザインを考案する。
一般的にはデザイン会社や制作会社(プロダクション)で、アートディレクターの下でデザインをする体制が多い。
また、事業会社にインハウスデザイナーとして在籍し専門的にデザインを行うケースも多い。
Webデザイナー
Webサイトをデザインする人。
サイトの目的を理解し、どこに何があれば分かりやすいかを考えてデザインする。
Webディレクターを中心にチームを組み、他の業務を果たすスタッフと連携してサイトを作成するのが一般的。
ディレクションからデザイン、コーディングまで一貫して行うWebデザイナーもいる。
CGデザイナー
CGを制作・デザインする人。
モデリングという作業から始めて、様々な効果を加えてリアルな画像を作成する。
映画やゲームなどの映像作品、機械の設計など幅広く活躍する。
ファッションデザイナー
デザイナーといえばファッションデザイナーを思い浮かべることが多いのでは?
ファッションアイテムをデザインする人で、企画から始まり、それを元にデザイン画を描き、具体的な形を作っていく。
ファッションデザインの中には布の生地や柄をデザインする人はいるが、それはテキスタイルデザイナーと呼ばれる。
ゲームデザイナー
主にゲーム内のキャラクターや背景などをデザインする人。
ゲーム内の絵を中心にデザインする人のことをゲームグラフィックデザイナーという。
UI/UXデザイナー
UIとはユーザーインターフェース(User Interface)のこと。一般的にユーザーと製品やサービスとの接点についてすべてのことを意味するが、Webサイトなどの画面の使いやすさのデザインをする人に使用されている。
UXはユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略称。UXデザイナーは、体験までのデザインする。一般的にはWebサイトやアプリケーションにおいての使い心地の良さをデザインする人を指す。
DTPデザイナー
DTPとは、DeskTop Publishing(デスクトップパブリッシング)の総称。
一般的にはグラフィックデザイナーと同じ意味で使用されることが多いが、印刷物(紙媒体)のデザインから入稿データの制作までを行う人を指す。
デザイン以外の印刷の知識が必須。
デザイナーが作成したデータをもとにして修正や加工程度の作業をし、印刷できるデータを作成するDTPオペレーターという仕事もある。
インテリアデザイナー
家具・雑貨・壁紙・照明などのあらゆるプロダクトを用いて室内空間を演出・総合的にプロデュースする。
場合によっては建物全体の構成を手掛けることも。家具や建物自体のデザインを手掛けることもあるので、インテリアの知識だけでなく、図面やプレゼン資料作成などのスキルも必要となってくる。
デザイン事務所、設計事務所、ハウスメーカー、家具メーカーなどで活躍をするが多い。
既製品をを使用して空間デザインをつくり上げるのは「インテリアコーディネーター」と言われる。
エディトリアルデザイナー
グラフィックデザイナーの一部の要素とも言えるが、雑誌などのページ数の多いグラフィックデザインに特化したデザイナーの総称。主に新聞、雑誌、書籍、カタログなどのデザインをする人のこと。
読む人の視線やそれぞれのページで伝えたい意図に応じて効果的な紙面を編集しデザインする。
プロダクトデザイナー
あらゆる製品、家電、生活用品などのプロダクトをデザインする人。
かっこよさや美しさだけでなく、機能性や使いやすさなども非常に重要なデザイン分野。
設計・生産・流通といった知識も必要となる。
インダストリアルデザイナー
工業製品のデザインをする人。インドストリアルデザインと言っても幅が広く、ボールペンなどの文房具から大型の飛行機まで、あらゆる工業製品を企画し、設計する。
センスだけでなく、その製品に対する専門知識や機械・人間工学全般の幅広い知識やノウハウなど様々な技能が必要である。
空間デザイナー
空間設計をトータル的に担当する人。インテリアデザイナーと同じ意味で使用する場合もある。
コンセプトに応じた空間を作り上げる。図面、CG制作や模型作成、施工業者のセレクトなども担当するため建築士と協業し空間を作り上げていく。
住居など限定されないため大規模な空間をデザインすることも。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
デザイナーと一言で言っても、ここに書ききれないほどデザイナーという職業は細分化されています。
全てのデザイナーに共通することは「目的に応じたデザイン」をすることです。
クライアントが求めている目的をもとにテイストや機能などのアウトプットにつなげていきます。
クリエイティブディレクターやアートディレクターという職業もあり、主に広告や企業ブランディングを行うのですが、クライアントの目的を明確化し、上記に書かれたようなさまざまなデザイナーに仕事を振っていきます。
アートディレクターとグラフィックデザイナーを兼任されている方も多く、クライアントと密にコミュニケーションやヒアリングをして課題の解決に向かっていきます。
YUKASUKE Designでもアートディレクションからデザインまで一貫してお受けしています。
お仕事のご依頼はぜひお問い合わせから!